13日夜に発生した福島県沖を震源とする地震で、読売新聞のまとめでは14日午前9時現在、福島県で52人、宮城県で37人、茨城県、栃木県で各3人など計101人のけが人が出ている。このうち福島、埼玉、千葉県の60~80歳代の女性3人が自宅で転倒して
福島県では住宅の一部が崩れるなど計32棟の建物被害があった。宮城県では午前7時現在、山元町や蔵王町などで計5740戸が断水している。総務省消防庁によると、宮城県仙台市と塩釜市で火災が発生したが、いずれも鎮火した。
福島県相馬市の常磐道相馬インターチェンジ(IC)から北に3キロの地点では道路脇ののり面が崩れ、約70メートルにわたって土砂が道路をふさいだ。人的被害はないとみられ、土砂の撤去作業が進められている。
電力各社によると、地震発生の直後から、東北や関東などの広い地域で計約85万戸が停電したが、14日午前7時現在、福島県郡山市と相馬市の計420戸を除いて復旧した。
原子力規制委員会によると、東京電力福島第一原子力発電所5、6号機と福島第二原発1号機では、使用済み核燃料を貯蔵するプールから水の一部があふれた。いずれも外部への流出は確認されておらず、核燃料の冷却にも影響はない。
気象庁によると、今回の地震は2011年3月の東日本大震災の余震とみられる。14日午前8時までに福島県内で確認された余震は震度3が2回、震度2が6回、震度1が18回。揺れが強かった地域では今後1週間程度、最大震度6強程度の強い地震が起きる可能性があるとして、注意を呼びかけている。また、地震で地盤が緩み、15日には降雨も予想されるため、気象庁は土砂災害への警戒を呼びかけている。
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