Saturday, February 27, 2021

団地の遺体は小3男児、父親に虐待歴…昨年12月に離婚・子ども3人引き取る - 読売新聞

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 福岡県飯塚市の県営団地と鹿児島市のホテルで子ども3人の遺体が見つかった事件で、福岡県警は27日、団地で見つかった遺体の身元を小学3年男児(9)と発表した。司法解剖の結果、病死の可能性があるという。一方、ホテルで見つかった幼児2人の遺体には外傷があり、福岡、鹿児島両県警は殺人事件と断定。3人の父親でホテルの部屋から飛び降りて重傷を負った男(41)が無理心中を図った可能性もあるとみて、回復し次第、事情を聞く方針。

 発表によると、男は養子の男児と、長男(3)、長女(2)の4人で暮らしていた。昨年12月に妻と離婚し、子どもを引き取っていた。

 男に関する家庭内トラブルの相談が2016年10月以降、複数回確認されており、うち4件は、養子の男児に対する暴行など身体的虐待だった。男児にけがはなく、県警は保護したうえで児相に通告した。長男や長女に対する虐待は確認されていないという。

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