次期衆院選に神奈川6区(横浜市保土ケ谷区、旭区)から出馬予定だった公明党の遠山清彦衆院議員は1日、緊急事態宣言下の深夜に東京・銀座のクラブを訪問した問題で、責任を取る形での議員辞職に追い込まれた。同じ理由で、同1区(同市中区、磯子区、金沢区)の自民党現職、松本純衆院議員は離党を表明。相次ぐ神奈川県内関係議員の不祥事で、与党は衆院選に向けた戦略の見直しを迫られることになる。【樋口淳也、池田直、宮島麻実】
「支援者にどう説明すれば」
遠山氏は1日午前、大島理森衆院議長宛てに辞職願を提出。その後の記者会見で、6区からの出馬を取りやめると説明し「応援してもらった方々の期待と信頼を裏切って改めて猛省し、おわびの気持ちでいっぱいだ」と述べた。
県内で公明が唯一候補者を擁立する予定だった6区は、公明と自民の連携の象徴区とされてきた。だが、前回衆院選(2017年)で公明の上田勇県本部代表が出馬し落選。公明にとって小選挙区の落選は09年以来で、12年に政権を奪還して以降では初めてだった。
同党は「二度と議席を失うことはあってはならない」(党関係者)として、衆院当選4回、参院当選2回で副財務相を務めていた遠山氏を比例代表九州ブロックから転身させ、背水の陣で臨む姿勢を示していた。
県本部は、遠山氏が党の役職を辞任した29日以降、対応を協議してきた。だが「支援者にどう説明すればよいのか」(地方議員)との声も漏れ、最後…
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