水戸市は12日、新型コロナウイルス感染症で県内の医療機関に入院していた90代女性が死亡したと発表した。県内の死者は計88人になった。
また、県と水戸市は新たに22人が感染したと発表。県内の感染者は計5315人になった。
新規感染者の居住地の内訳は、水戸市5人、鹿嶋市3人、結城、稲敷市、八千代町各2人など。
水戸市の私立高校では生徒2人の感染が分かった。公表済みの生徒や職員を含めて感染者は計10人になった。同じ運動部の生徒もおり、県は校内で感染が広がった経緯を調べている。
クラスター(感染者集団)が発生した県内の病院(所在地非公表)では、医療従事者1人の感染が判明し、感染者は計20人になった。クラスターが発生した古河市の老人ホームでは、70代の男性利用者が感染し、感染者は計20人になった。
県と水戸市は36人の退院などを発表。退院者などは計4664人になった。(保坂千裕)
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