世界に目を向けると日本とは異なる美容トレンドが生まれている。そこで、連載「海外ビューティ通信」では、パリやニューヨーク、ソウル、シンガポールなど、4都市に住む美容通に最新ビューティ事情をリポートしてもらう。(本文中の円換算レート:1ユーロ=124円。この記事はWWDビューティ2020年8月20日号からの抜粋です)
熱波の影響を受けて気温38度を記録する日もあった昨夏は、8月末でも連日35度を超える猛暑に見舞われた。今夏も昨年ほどの猛暑ではないが、8月に入り連日30度を記録している。梅雨がなく湿度も低いドイツの夏は、カラッとしていて過ごしやすい。“夏は小麦色の肌が美しい”という概念を持つドイツ人にとって、日光浴は欠かせない習慣となっている。しかしドイツは日差しが強くて日照時間も長く、紫外線による肌トラブルを防ぐために日焼け止めが必需品となっている。
市販されている日焼け止め製品は、アボベンゾンやオキシベンゾン、オクトクリレン、ホモサレート、オクチサレート、オクチノキサートといった紫外線吸収剤を使用しているものが多く、これらの化学物質アレルギー症状を引き起こす原因とされている。また、これらの紫外線吸収剤は人体だけでなく、サンゴ礁などの海洋生物に影響があるとして問題視されている。
そんな中ドイツの老舗せっけんメーカー、SPEICK(スパイク)が3月に画期的な日焼け止め製品を発表した。スパイクは南ドイツのバーデンヴュルテンベルク州エスリンゲンに拠点を構えるオーガニックせっけんメーカーで、創設者で人類学者のウォルター・ラウによって1862年に創業され、1928年に会社が設立された非常に長い歴史を誇る。せっけん以外にボディーケアやヘアケア製品を展開しており、全ての製品に、オーストリアのノックベルグ国立公園内に生息する野生の真正スパイクのエキスが配合されている。真正スパイクとは別名スパイクハーブと呼ばれ、中枢神経系に鎮静効果をもたらし栄養神経系を刺激する効果があるといわれている。真正スパイクは保護高山植物に指定されており、海抜約1800mの高さから専門農家が手作業で採取する。非常に希少価値の高い植物であるため、スパイクのみが独占使用許可を得ている。
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August 24, 2020 at 01:00PM
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