山陰中央テレビ
定額料金を支払うことで一定期間自由に商品やサービスを使えるサブスクリプション・「サブスク」が今注目されています。新型コロナの感染拡大を背景に、山陰でも始まった意外なサブスクサービスとは。 最近よく耳にする「サブスク」。例えば毎月など定額料金を支払うことで商品やサービスを期間中自由に使える仕組みです。コロナ禍の巣ごもり需要を追い風にその市場規模は急拡大、消費者の支払額ベースで1兆円に迫る勢いです。 音楽や映像など様々な分野で展開されていますが、身近なこんなところにも広がりを見せています。 福村 翔平記者: 「ポテトサラダやから揚げ、しゃぶしゃぶのお肉など看板メニューを月額料金支払えば何度でも食べ放題という太っ腹な企画をスタートさせています」 松江市の居酒屋が今月から始めたのが、月1万5千円で店の人気メニューが食べ放題、お酒も飲み放題。何度来てもOKというサブスク企画! 居酒屋「だんだん、松江店」尾添優一オーナー: 採算のメドは? 「もちろん心配はありますね。採算の目途はやってみないと分からないです」 経営する尾添さんは、別の店の名物カレーを日替わりで提供するコラボ企画など厳しい売上を打開しようともがき続けています。 尾添オーナー: 「暇なんでね。どこまで頭を捻って色々やれるかというのがコロナ禍の今、試されていると感じている」 赤字覚悟ですが、サブスクならではのメリットを見出しています。 尾添オーナー: 「コロナ禍のなか来客の波が必ずあるが、月額固定というのは決まった額が約束されるのでメンタル的に安心」 さらにこんなサービスも!それがパンです。松江市のベーカリー店・パンタグラフ。店内には140種類のパンが並びます。大正時代から続き古くから地域の人に親しまれていますが・・・ パンタグラフ・島貫 宏次店主: 「これはパンスク用の冷凍パンです。埼玉と東京と千葉と兵庫県など日本全国から注文いただいています」 パンのサブスク「パンスク」。全国に届けます。配達の間隔を2週間から2ヶ月で選ぶことができますが、1回3990円で定期的にパンが届きます。 パンタグラフ・島貫 宏次店主: 「これはショックフリーザーといって焼けたパンをすぐ凍結させることで鮮度を保つころができる」 もともと使っていた急速冷凍機でパンを冷凍し、発送するだけなので初期費用をほぼかけずに販路拡大ができたため、パンスクへ参加しました。 島貫 宏次店主: 「コロナ禍で外にどう発信するのかがいま大事な場面」 パンスクを含む通販の売上はまだ全体の10%程度ですが、巣ごもり需要の高まりで今後に期待を寄せています。 島貫 宏次店主: 「パンスクをやることで得られた知識は通販の拡充、売上の拡大につながっていくと思っています」 利用者、店側、双方にメリットがあるサブスクサービス。山陰でも意外なサブスクが始まっています。
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