イギリス食パンに熱意を注ぐオーナー酒井健さん(中央)と、菓子パン担当の西尾琢也さん(左)、ハード系担当の越智賢治さん。3人でタッグを組んでパンを焼く
芦屋を拠点に飲食店を展開する「芦屋酒井」(兵庫県芦屋市)が、ベーカリー「BAKE STAND(ベイクスタンド)」(兵庫県芦屋市)を4月15日にオープン。初日からパン好きが訪れ、次々と商品が売り切れた。
看板商品の山食「イギリス食パン」(1本600円)は、かつて神戸・青谷にあった「エルム」の味を再現。外側はパリッ、なかはほんのりもっちり、小麦本来の味わいを楽しんでほしいと余分な食材を使用しないシンプルな食パンだ。
近隣の人々から愛されていた「エルム」だったが、惜しまれながら閉店。そこで、オーナー酒井健さんが大ファンだったことから、「エルム」の店主・西田政明さんからレシピを直接受け継いで、販売の許可を得たのだそう。
「私が食べ親しんだ『エルム』のイギリス食パンは毎日食べても飽きることがないものでした。お客さまにその味わいをまたうちの店で知っていただきたいという思いでお願いしました」と酒井さん。
そんな酒井さんをはじめ、大阪「リーガロイヤルホテル」のペストリーで研鑽を積んだブーランジェ越智賢治さんと神戸の人気店「TOOTH TOOTH」でパティシエとして活躍した西尾琢也さんの3人で、それぞれの経験を活かしたパン約40種を作る。

「たくましく(ぱりっぱり)、しなやかに(もっちもち)」をコンセプトに、力強い食感と深い味わいが特徴のハードブレッド、生地の層が楽しいクロワッサンやデニッシュ、ブリオッシュや、今話題のスイーツ・マリトッツォなども。今後、夕方以降は立ち飲みバルとしても営業し、キッシュやハード系のパンにハムやチーズ、ワインが楽しめる予定。
場所は、JR芦屋駅に隣接する施設アルパ芦屋2号棟1階。営業時間は9時から、売り切れ次第終了。水曜、第1・3火曜は休み。
取材・文・写真/いなだみほ
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