12日午前3時45分ごろ、甲府市蓬沢1の民家から「見知らぬ男に泥棒に入られた」と110番通報があった。直後にこの家から出火、木造2階建て住宅が全焼し、焼け跡から2人の遺体が発見された。火災後に連絡が取れていないこの家の50代とみられる夫婦とみて、山梨県警が身元の確認を急いでいる。民家から男が走り去る姿を近所の住民が目撃しており、県警は緊急配備して行方を追っている。
県警などによると、この家には夫婦と、10代の2人の娘が住んでいた。2階で寝ていた妹が階下で言い争う声を聞き、下りようとしたところで階段で男と鉢合わせした。姉妹が屋外に逃げた後、出火したという。県警はこうした状況から事件性が高いとみて捜査している。姉妹は軽いけがをして病院で手当てを受けた。
住民らの話では、6月下旬ごろには、現場近くのクリニックと歯科医院が窃盗の被害に遭っていたという。
現場はJR甲府駅の南東約4キロの住宅街。近くに住む自営業のユウノス・アジイジさん(53)は「バーンという爆発音が何回か聞こえた。火の量や大きさがすごく、普通の火事ではないなと感じた。(火災のあった民家の)2階部分がまるごと焼け落ち、衝撃的だった」と話した。【田中綾乃、梅田啓祐】
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