今季最強の寒波が到来した8日の富山県内は、各地で記録的な大雪となった。富山地方気象台は全15市町村に大雪警報を発表。交通機関が大きく乱れたほか道路も渋滞し、通勤・通学する人の足を直撃した。強い雪は10日ごろまで続く見通し。9日には除雪が困難になるほどの積雪となる恐れがあるとして、同気象台は不要不急の外出を控えるよう呼び掛けている。 8日の県内は強い冬型の気圧配置となり、平野部でも大雪となった。24時間の最大降雪量は朝日70センチ(午後6時まで)、高岡(伏木)69センチ(同5時まで)、富山65センチ(同7時まで)に達した。富山と高岡は1997年の統計開始以降で最大だった。 県西部では、7日夜から8日早朝にかけて特に雪が激しくなった。富山地方気象台は7日夜、砺波市に「顕著な大雪に関する気象情報」を発表。市町村ごとの警報基準などに基づき、短時間で記録的な降雪があり、その後も降り続くと見込まれる時に出すもので、県内では2019年の運用開始以降初めての発表。8日朝には県東部で雪が強まり、朝日町にも発表した。
積雪の深さは8日午後10時時点で富山97センチ。1987年以降で最大となった。 県は8日、危機管理連絡課長会議を開き、関係部局が被害状況や学校などへの影響を確認した。北陸電力送配電によると、暴風雪で7日午前0時から8日午後2時までに、県内の約3620戸が停電した。 9日も断続的に雪が強く降る見通し。同気象台によると、午後6時までの24時間に降る雪は平野部、山間部ともに多い所で80センチの見込み。10日ごろまで警報級の大雪となる可能性が高く、交通障害や屋根からの落雪に警戒を呼び掛けている。
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