Saturday, April 16, 2022

新たに3件クラスター発生/青森県 - 東奥日報

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 青森県は16日、県内で新たに418人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規クラスター(感染者集団)が上十三保健所管内で2件、弘前保健所管内で1件発生した。また、3月下旬から今月上旬に感染した6人からオミクロン株を検出し、このうち5人は派生型の「BA.2」ウイルスだった。

 BA.2ウイルスを確認した5人の内訳は弘前保健所管内4人、八戸市1人。いずれも別系統で、感染経路は調査中という。

 検査で陽性が新たに判明した418人を居住地別にみると、八戸市90人、弘前保健所管内86人、上十三保健所管内82人、五所川原保健所管内63人、青森市61人、三戸地方保健所管内25人、むつ保健所管内9人、東地方保健所管内と県外が各1人。半数近くの206人の感染経路が分かっていない。検査せずに医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」の公表はなかった。

 上十三管内のクラスターは医療機関と小学校。医療機関では、50~80代以上の男女計7人が感染。今後約60人の検査を行う予定。入院や外来診療に影響はない。小学校では、10歳未満19人、10代4人、20~50代男女4人の計27人の陽性が判明した。11日から一部の学級を閉鎖しており、今後約50人を検査する予定。

 弘前管内では医療機関でクラスターが発生。40代女性1人と、60~80代以上の男性6人が感染した。入院や外来診療に影響はない。

 県内の入院患者数は105人で、県の確保病床437床に対する使用率は24.0%。また、県は15日公表分の感染者の中に検査で陰性だった3人を誤って陽性として公表していたことを明らかにした。これにより県内の感染者の累計は4万2877人となった。

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