７日午前６時５０分頃、福岡県嘉麻市下臼井の会社員坂本憲介さん（６９）方の女性から「家が燃えている」と１１０番があった。県警嘉麻署によると、火災は同午前８時６分に鎮圧されたが、木造２階建て住宅を全焼し、隣接２棟に延焼した。坂本さんがやけどなどの重傷を負って病院に搬送されたほか、焼け跡から成人とみられる３人と子どもとみられる１人の遺体が見つかった。坂本さんの長女（４５）は逃げ出して無事。
同署によると、出火当時、住宅には坂本さんと妻（６６）、長女、四女（２８）、長男（２４）とその長男（３）がいた。妻と四女、長男、男児の４人と連絡が取れていないという。
現場は、嘉麻市役所から南西に約２・５キロの住宅密集地。
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