東京都内の10日の感染確認は1万8891人で、2日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。
7日間平均も9日から減少しましたが、都の担当者は「もう少し見てみないと、このままの状況が続くか分からず、依然高い感染者数だと認識してほしい」として、感染防止対策の徹底を引き続き呼びかけています。
東京都は10日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の1万8891人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
2万人を超えた1週間前の木曜日より1700人余り減り、9日に続いて2日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。
また、10日までの7日間平均は1万7849.7人で、前の週のおよそ1.05倍となり、9日より255.4人減りました。
ただ、都の担当者は「もう少し見てみないと、このままの状況が続くか分からない。依然、高い感染者数が報告されている現状を認識して、基本的な感染防止策を引き続き徹底していただく必要がある」と話していました。
一方、濃厚接触者で症状があり、医師の判断で検査を行わずに感染と診断された「特例疑似症患者」は、850人でした。
10日、確認された1万8891人の年代別は10歳未満が2998人、10代が2150人、20代が3032人、30代が3171人、40代が3260人、50代が1911人、60代が1010人、70代が709人、80代が485人、90代が152人、100歳以上が7人、そして、年代が分からない人が6人でした。
65歳以上の高齢者は1777人で、全体の9.4%でした。
感染経路がわかっているのは6888人で、このうち、「家庭内」が4457人と最も多く、64.7%を占めています。
次に多い「施設内」は21.4%にあたる1474人で、このうち保育園と幼稚園であわせて535人、小学校で333人、高齢者施設で277人、医療機関で131人の感染が確認されました。
また、自宅療養中の人は初めて9万人を超えて9万108人となり過去最多、医療機関に入院するかホテルや自宅で療養するかを調整中の人も初めて8万人を超えて8万886人となり過去最多となりました。
これまでの都の基準で集計した人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は、10日時点で9日より5人増えて64人でした。
2週間前の先月27日に18人、1週間前の今月3日に38人だった重症の患者はこのところ増え続けていて、60人を上回るのは去年10月11日以来です。
これとは別に、オミクロン株の特性を踏まえた新たな基準で集計している重症の患者は10日時点で179人できのうより4人増えました。
また、都は、感染が確認された70代から90代の男女あわせて13人が死亡したことを明らかにしました。
からの記事と詳細 ( 東京都 新型コロナ 13人死亡 1万8891人感染確認|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB )
https://ift.tt/wGi96jD
日本
0 Comments:
Post a Comment