静岡県の川勝平太知事は10日夜、先月行われた参院静岡選挙区補欠選挙で野党系候補の応援演説に立った際、対立候補の地盤の御殿場市をやゆするような発言をしたとして、「傷ついた方がいるのは重々承知しており、誠に申し訳なく思っています」と謝罪した。
問題の発言があったのは先月23日。応援する候補の地元の浜松市内で、対立候補が御殿場市長経験者だったため、「あちらはコシヒカリしかない。飯だけ食って、それで農業だと思っている」「こちら(浜松市)にはウナギがある。何でもある。あちらは観光しかない」などと発言した。
応援した候補は当選したが、川勝知事の発言には批判が相次いだ。知事は9日に臨時の記者会見を開き、「やゆする意図はなかった」「途方もない誤解になった」などと釈明した。しかし、謝罪や撤回はせず、自民党などの県議49人が連名で抗議文を出したほか、御殿場市の勝又正美市長も「市民の心の傷は消えない」と不快感を示していた。
県にも10日夕までに797件の批判や苦情が寄せられ、川勝知事は同日、同市を訪ねて勝又市長に謝罪し、発言を撤回。その後、午後9時半から県庁で記者会見を開き、重ねて謝罪した。
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