緑の葉野菜は、思っているほど体に良くないのかもしれない。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が、大腸菌感染症の発生は人気ブランドのベビーほうれん草が原因の可能性があると警告。家庭内の冷蔵庫をチェックするようアドバイスしている。 【写真】栄養士が絶対に食べない11のもの 大腸菌感染症の発生は、全国の店舗で2つ折りのプラスチック容器に入れて販売されているJosieのオーガニック・ベビーほうれん草と関係があると見られている。問題となったベビーほうれん草は、2021年10月23日までの“賞味期限“がついていたものだ。 17日現在、10人の発症が報告されており、うち2人が入院中だが、死亡者は出ていない。10月15日から27日の間に発生が報告されたが、インディアナ州がもっとも多く、ミネソタ州、サウスダコタ州、アイオワ州、ミズーリ州、オハイオ州、ミシガン州が続いている。 大腸菌感染症の発生が疑われた際、州と保健当局は関連性と細菌源の可能性を探るため、体調不良を訴えた人たちに最近の食事パターンについて話しを聞いたところ、6人のうち5人が、具合が悪くなった週にベビーほうれん草を食べたと答えていた。大腸菌感染は、感染者の自宅に残っていたJosieのオーガニック・ベビーほうれん草のパッケージをミネソタ州保健当局が検査し初めて判明した。 ほうれん草を食べて感染した人は、2歳児から71歳まで幅広い年齢にわたっている。症状が出ても治療を受けずに回復する人が多いため、大腸菌感染症の発生は、報告されているよりはるかに大規模だとCDCは警告している。
大腸菌感染症とは?
大腸菌は、エシェリキア属の幅広く多様な細菌のひとつ。環境や食品、人間や動物の腸内にもっともよく見られる。CDCによると、菌株の多くは無害だが、下痢や尿路感染、呼吸器官の病気などさまざまな病気を引き起こすものもある。 大腸菌は、通常は人間や動物のごく少量の排泄物が食物に入ることによって広がる。CDCによると、これによるリスクがもっとも高い食品は、低温殺菌されていない牛乳や低温殺菌されていないアップルサイダー、生のミルクから作られたソフトチーズなどだ。
からの記事と詳細 ( オーガニックのベビーリーフから「大腸菌」を検出? アメリカの専門機関が注意喚起(Harper's BAZAAR(ハーパーズ バザー)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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