ローソンは「冷凍とできたて」。廃棄ロス削減も冷凍
ローソン竹増貞信社長は、お店での調理を行なう「まちかど厨房」とともに冷凍食品への取り組みを強調し、「冷凍食品とまちかど厨房に取り組むことが食品ロスの解消につながると考えている。お店や家庭からでる廃棄物を減らしていきたい。これは、まちかど厨房も持っているローソンにしか出来ないことだ」と説明し、廃棄ロスの削減も冷凍推進の目的の一つとする。
廃棄ロスの削減に向け、消費期限が迫った商品へのPontaポイントの付与実験などを行なっており、こうした取り組みを強化していく考え。「売り切り予測という言葉は昔からあり、ローソンでも10年前から取り組んでいる。ただし、100%は当たらない。であれば、出口をデータ・AIを使って値引き販売などで『売り切っていこう』と考えている。例えば、15時にシーチキンマヨネーズおにぎりが50個補充されたが、ゲリラ豪雨で来客が減って売れ残ってしまう。その際にAIが『20円値引きしますか?』とお知らせし、逸失利益と廃棄ロスが少ないものを店舗が選べるようにする。商品にシールを貼るだけでなく、店外にもアプリなどで値引きを伝えられる。これを2023年を目処に全店舗で展開する」とした。
冷凍技術の進歩にあわせて、商品開発も強化。「ローソンケーキ屋だよね。スイーツ屋だよね、と言われるように商品を開発し、『友達の家に行く前にローソン』にしていきたい。将来的には、おにぎりなどの即食ニーズのほかは、『できたて(まちかど厨房)と冷凍しかない』ぐらいまで持っていきたい。冷凍とできたてに舵を切ることが、食品ロス削減と美味しさにつながる」と強調した。
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