「化学肥料や農薬を使っているのでは収穫量も上がらないし、安全性も確保できない。人類として生き残れないということです。そこからいかに脱却していくか。1000年継続可能な農業、それがオーガニック」
この記事の画像(5枚)オーガニック農業コンサルタントの野々川尚さんは、警察官、自衛官を経て27歳のとき、妻の実家を継いで農業をはじめた。
次第に農薬や化学肥料を大量に使うことに疑問を持ち、試行錯誤の末、独自のオーガニック農法を確立。オーストラリアやアジア各国など海外で20年間、技術の普及に努めた。
農業は命をかける仕事
3年前から北海道で、東京ドーム4個分という国内最大規模のオーガニック栽培のプロジェクトを指導している。
野々川さんの一番のこだわりは、たい肥に海産物を混ぜ、作物が強く育つ土をつくること。土の中で微生物が活性化し、病害虫の発生を抑えることもできるという。
そんな野々川さんの技術を学ぶために、全国から研修生が集まり、これまで280人以上が巣立っている。
技術と志を受け継ぎ、1000年続く農業に希望を抱く野々川さんは「農業は命をかけないとできない仕事です。食べるものを作るわけですから命をつくっているのと同じ。『強い信念を持って取り組むこと』を伝えたいです」と語った。
「フューチャーランナーズ~17の未来~」
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SDGs
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からの記事と詳細 ( オーガニック農業コンサルタントが目指す「1000年持続可能な農業」 - www.fnn.jp )
https://www.fnn.jp/articles/-/266487
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