メ~テレ(名古屋テレビ)
17日、名古屋市の小学校で特別なバナナが給食にでました。全国の政令指定都市で初めての取り組みとなります。特別なバナナとはいったい? 学校生活の中で楽しみな時間のひとつ「給食」。 名古屋市中川区、野田小学校の今日の献立は、米粉パン、きのこシチューにかぼちゃコロッケ。デザートはメキシコ産のバナナです。 このバナナ、何が特別かというと「オーガニックバナナ」なんです。「オーガニック」とは、「有機」と同じ意味です。農薬や化学肥料に頼らずに生産された農産物などに「有機JASマーク」がつけられ、「オーガニック」を名乗ることができます。 名古屋市の小学校で初めて出されるオーガニックバナナは、約12万食。市内の小学校を5つのブロックに分けて17日から順次提供されます。
母親らの団体が河村市長を訪れ「オーガニック給食」の導入を訴え
給食を食べる前には食育の時間も設けられました。 「何かが違うんですけど、何が違うか分かりますか?」(栄養教諭) 「オーガニック給食」はヨーロッパを中心に世界各地で広がっています。愛知県内では、東郷町、南知多町など、給食にオーガニック食材を取り入れる自治体が出てきています。 背景には有機野菜など「身体によい物を食べてほしい」という親の願いもあります。 給食にオーガニックをと活動を続ける母親らの団体「ナチュラルスクールランチアクション」。7月、メンバーらは河村市長を訪問しオーガニックなどの食材の給食への導入を訴えました。 また、その活動は市議会をも動かし、よりよい給食のあり方を目指す動きにつながっています。
焼く、蒸すなど1台で複数の調理方法が可能な調理器具
8月になると、母親ら団体は、市の担当者らを招き新しい調理器具で作る給食の試食会を仕掛けました。 焼く、蒸すなど1台で複数の調理方法が可能だという「スチームコンベクションオーブン」です。 市の給食は、普段は鍋で調理することがほとんどです。その違いに、学校給食の現場からは思わずこんな本音も…。 「この機器があれば、鶏の照り焼きもできるんですが」「照り焼きは普段、加工品で来る場合ビニール袋ごと大釜でゆでて子どもたちに提供する」「調理の目線からいうと、ビニール袋ごとゆでることに抵抗もあるので。こういう形ができるとありがたいなと思う」(愛知県調理師会 伊藤かおり理事) 試食会に参加した保護者たち。その味は…。 「ニンジンの甘さが全然違って、予想以上に違ってびっくりしました」(試食会を聞いた保護者) 「食の大切さを子どもたちにわかってもらえたらなと思いますし、素材のおいしさを伝えてくれるような給食だったらありがたい」(試食会を聞いた保護者)
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