日本版の衛星利用測位システム(GPS)を担う政府の準天頂衛星「みちびき」初号機の後継機を搭載したH2Aロケット44号機が26日午前11時19分、種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられた。
みちびきは電波で地上の位置を計測するための日本独自の測位衛星で、平成30年から4基体制で運用中。22年に打ち上げた初号機は耐用年数の10年を超えて老朽化しており、設計寿命を伸ばすなどの改良を加えた今回の後継機に入れ替える。
日本のほぼ真上を長時間飛行できる特殊な楕円(だえん)軌道を周回し、米国が運用するGPS衛星と併用することで高精度な計測が可能になっている。スマートフォンの位置情報や車の自動運転、小型無人機ドローンによる農薬散布など幅広い用途が見込まれている。
内閣府は令和5年度をめどにさらに3基を追加し、日本周辺を24時間態勢で高精度に測位できる計7基での運用開始を目指している。
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