政府は、3回目のワクチン接種を12月から開始できるよう、11月中には各都道府県にワクチンを配送する方針で、宮城には6万7000人分が配分される予定です。 仙台市では、年内に行う3回目の接種は医療機関や高齢者施設で対応する見込みです。 政府は2回目のワクチン接種を終えてから8カ月が経過した人を対象に、3回目の接種を実施する方向で議論を進めています。 ワクチンの有効性は時間とともに低くなることに加え、今後もデルタ株のように感染力の強い変異株の出現が予想されるためです。 堀内詔子ワクチン担当大臣「2021年5月までに2回目の接種を完了した方が、接種から8カ月を迎える2022年1月までに追加接種を行うこととした場合に必要な数を配布させていただくので」 堀内ワクチン担当大臣は、3回目のワクチン接種を12月から開始するには11月中に配送する必要があるとして、先週、配送スケジュールや割当量を各都道府県に示し、円滑な接種に向け準備するよう求めました。 この接種で使用するのはファイザー製のワクチンで、県内には6万7000人分が割り当てられました。 2021年5月までに2回目の接種を終えた、医療従事者や施設に入所している高齢者が主な対象となる見込みです。 宮城県では各市町村に対し対象者のリスト化や接種券や予診票の準備を進めるよう指示しています。 ただし、3回目の接種をめぐっては、厚生労働省のワクチン分科会で対象者を2回目までのような12歳以上の全員にするか、もしくは重症化のリスクの高い人に限るかなど検討が続けられています。 県は11月末に大規模接種センターを閉鎖し、仙台市も一般の集団接種を11月12日までに終わらせる方針で、少なくとも年内に実施する3回目の接種は各医療機関や高齢者施設で対応する見込みです。 また2022年2月以降の接種について、仙台市は3回目の対象者がどうなるのか国の方針が決まり次第対応したいとしています。 なお仙台市では、接種のスタートが遅かった12歳から15歳については、まだ継続して接種の機会を確保する必要があるため、集団接種と個別接種ともに一定の規模を維持する方針です。
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