１４日に女性の遺体が見つかった大阪市北区のカラオケパブが、少なくとも２日前から休業していたとみられることが、関係者などへの取材で分かった。大阪府警は女性が殺害されたとみて捜査しており、犯行時期の特定などを進めている。
カラオケパブの常連客の２０代男性や、店関係の会員制交流サイト（ＳＮＳ）の投稿によると、同店は新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受け、最近は営業時間を短縮していたが、少なくとも１２日ごろからは休業していたとみられる。
女性は１４日午前１０時半ごろ、店内で倒れているのを知人らに発見され、間もなく死亡が確認された。首や胸に刺し傷などがあった。
カラオケパブの入るビルはＪＲ天満駅のすぐ近くにあり、周辺には飲食店が集まっている。現在は緊急事態宣言の期間中だが普段は大勢の客でにぎわうエリア。現場ビルにはカラオケパブのほかにも複数の飲食店が入っている。
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