2日午後10時15分ごろ、新潟県湯沢町の関越自動車道下り線で、事故対応をしていた県警高速隊の大橋城巡査部長(36)が、さいたま市南区の会社員、加藤文彦さん(45)の乗用車にはねられた。大橋巡査部長は3日未明、搬送先の病院で死亡した。死因は出血性ショック。高速隊が原因を調べている。
高速隊によると、大橋巡査部長は別の単独事故に対応するため現場に到着。車線規制などの準備をしようとしていた際にはねられた。加藤さんの車は、単独事故を起こして中央分離帯付近に止まっていた車に衝突した。加藤さんと同乗の40代の妻も病院へ搬送されたが、いずれも意識があった。
事故の捜査のため、関越道下り線の湯沢インターチェンジ(IC)と群馬県の月夜野IC間が一時通行止めとなっていた。
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