Saturday, May 29, 2021

オーガニック商品の通販サイト「Organically JAPAN」、日本製ベビー服が人気 EC売上120%の見込み - マイナビニュース

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オーガニック商品の通販サイト「Organically JAPAN」、日本製ベビー服が人気 EC売上120%の見込み

オーガニックコットン製品の製造・企画・販売を手掛けるCAVは2009年から、自社ECサイト「Organically JAPAN」を運営している。主な取扱商品はオーガニックコットンで製造したベビー服。生地織りから染色まで、製品への強いこだわりがリピーターの獲得につながっている。2021年8月期のEC売上高は、前年比1.2倍になる見込みだ。

オーガニックコットンの取り扱いを始めたのは「もともと、私が小児アトピーを患っていたこともあり、オーガニック製品について関心があった。特に肌の弱い赤ちゃんに対して、安心して着用できるベビー服を作りたいと思ったから」(平田社長)と説明する。

他社との差別化を図るため、オーガニックコットンの素材はもちろん、それ以上に「製造工程」と「ECサイト上に商品情報を記載すること」に力を入れている。

商品は全て日本製。他社の中には海外で生地を織り、それを日本で縫製して「日本製」と明記し販売することも少なくないという。しかし、同社は愛媛・今治の織物工場でタオルを織って染色、縫製して販売している。

生地作りからタオルが出来上がるまでの全工程を国内で行っている。その工程をECサイト上で詳細に紹介している。

ECサイトには、タオルができるまでの工程のほかに、素材に関する情報も記載している。生地だけでなく、レース、スナップ、ワッペン、パイピング部分に至るまでの素材を紹介。商品の中でオーガニックコットンを使用していない箇所がある場合は、使用していない旨を記載している。

「商品や記載についてのこだわりが、お客さまからの信用につながり、結果として売り上げが伸びていると感じている」(柚山貴子ゼネラルマネージャー)と見解を示す。

今後は、自社に縫製工場の建設を予定している。製品の流通が可視化されることで、さらなる顧客の信用につながると考えているからだ。

国内における縫製工場の数は少なくなってきており、工場に従事する職人も高齢化してきている。縫製工場を受け継ぐことで、繊維業界全体を盛り上げていきたい考えだ。

「Organically JAPAN」
https://organically.jp/

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