政府は28日、新型コロナウイルス対策として東京、大阪など9都道府県に発令中の緊急事態宣言について、今月末で切れる期限の延長を決める。沖縄県の期限にそろえ、6月20日まで延ばす方針だ。酒を提供する飲食店への休業要請など現在の感染対策は継続する。
菅首相は27日夜、感染状況について「東京、大阪など減少傾向は見られるものの、全体として予断を許さない状況だ」と述べた。首相官邸で記者団に語った。これに先立ち、首相は田村厚生労働相ら関係閣僚と延長幅などを協議した。
宣言が延長されるのは、北海道、東京、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡の9都道府県。このうち東京、京都、大阪、兵庫の4都府県は再延長となる。政府は28日、専門家による基本的対処方針分科会に延長案を諮った上で政府対策本部を開き、正式決定する。
内閣官房の26日時点のまとめでは、9都道府県の新規感染者数は、京都、兵庫を除き、最も深刻な「ステージ4」のままだ。病床使用率も東京以外は、ステージ4相当の57~96%と厳しい状況が続いている。
一方、宣言に準じる「まん延防止等重点措置」についても、埼玉、千葉、神奈川、岐阜、三重の5県への適用期限を今月末から6月20日に延長する。
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