政府は28日夕、東京、大阪など9都道府県に31日までの期間で発令中の緊急事態宣言を6月20日まで延長すると決定する。5月23日から対象に追加された沖縄県の期限と合わせる。まん延防止等重点措置を適用している8県のうち31日が期限の埼玉、千葉、神奈川、岐阜、三重の5県も6月20日まで延長する。6月13日が期限の群馬、石川、熊本の3県は延長せず、期限通りの解除を目指す。西村康稔経済再生担当相が28日午前、専門家らによる基本的対処方針分科会にこうした方針を諮り、了承された。
政府は7月23日の東京五輪開幕を見据え、6月20日までは宣言を維持して感染を可能な限り抑え込みたい考えだ。西村氏は分科会の冒頭で「今後、大きなリバウンドにならないように、対処可能な状況にする必要がある」と述べ、感染を沈静化させる重要性を訴えた。
菅義偉首相が午後6時40分からの新型コロナウイルス感染症対策本部会合で正式に表明する。その後、首相は午後8時から記者会見に臨み、延長理由などについて説明する。 (共同)
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