東京都が新型コロナウイルスの感染防止策として、酒類を提供する飲食店とカラオケ店に要請している午後10時までの営業時間短縮を午後8時までに繰り上げ、対象も飲食店全般に広げる方向で、神奈川、千葉、埼玉の3県と調整に入っていることが3日、関係者への取材で分かった。2日の政府からの要請を受け、首都圏1都3県で足並みをそろえて、時短の前倒しは7日以降に実施したい考え。首都圏を中心に感染者数が増え続けていることから対策を強化する。
小池百合子都知事は3日、都庁で報道陣の取材に応じ「首都圏はつながっているので、連携して調整している。効果のある方法でやっていきたい」と述べた。政府も新型コロナ感染症対策分科会を週内にも開き、首都圏を対象にした緊急事態宣言の発令の要否を議論する。菅義偉首相は4日に官邸で記者会見に臨む。対応方針をどう示すのか注目が集まる。
首都圏の4都県は、午後8時への営業時間短縮は7日か8日に開始し、12日から対象を、酒類を提供しない飲食店全般にも広げる案を軸に検討している。期間は3週間~1カ月程度で、応じた事業者に支払う協力金は増額する方針。鉄道事業者が春に予定している終電時間の繰り上げも、早期実施の要請を検討している。(共同)
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