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新型コロナウイルスの影響で店頭を支える美容部員は、変化に対応すべく接客術を工夫し、新たな販売方法を模索している。「WWDJAPAN」11月8日号では、そんな苦難を乗り越え、コロナ禍でもブランドとお客さまを支えるファッション・ビューティの敏腕販売員を紹介する。
江ノ島電鉄の七里ヶ浜駅から徒歩2分、マッシュビューティーラボが運営する「ビープル バイ コスメキッチン(Biople by CosmeKitchen以下、ビープル)」の七里ヶ浜店は、3月にオープンしたばかりの地元ではいわゆる“新入り”だ。ローカルならではの独特な空気感が漂う中、オープン時には「都会のお店がきたね」と言われることもあったという。「地元の人にも楽しんでもらえるように、共存しながらローカルに愛されるお店を目指している」と意気込むのは店長の川口さくらさんだ。
名古屋から七里ヶ浜に思い切って移住
七里ヶ浜店は、地域に根差した“ローカルコミュニティー”をコンセプトに掲げ、スタッフに関しては「七里ヶ浜店の近隣に住める人」限定で社内公募した。これまで名古屋のタカシマヤ ゲートタワーモール店に約3年半務めていた川口さんは手を挙げ、店長に抜擢された。「もともと環境問題に関心があったが、行動に移せていなかった。七里ヶ浜店は海というロケーションも含め、サステナブルな取り組みをより意識しながら発信できると考え、思い切って移住した」と話す。
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