台風災害から2年・長野市の店舗がベーカリーの営業再開
おととしの台風19号災害からまもなく2年になるのを前に、被災した長野市の店舗がベーカリーの営業を始めました。 長野市穂保の国道18号沿いにオープンしたのは、「ベーカリーショップみーるマ~マ」です。 午前10時の開店前には30人ほどの客が列をつくり、店内にはアレルギーに配慮してミルクや卵を使っていないこだわりのパンや、サンドイッチなど40種類近い商品が並びました。 おととしの台風19号では店から600メートルほど離れた千曲川の堤防が決壊し、レストランなどが入っていた建物がおよそ3メートル浸水しました。 その後、修復した建物で今年4月からパンの製造を再開し、県内外のおよそ400の保育園や幼稚園などに向けて給食用のパンを作ってきました。 台風から丸2年を前にしたベーカリーのオープンに、お客さんからも歓迎の声が聞かれました。 隣の豊野地区から訪れた男性は、「大きな災害のあとよく再建したと思う。 こんなに早く復旧することは想像がつかなかった。 また元気が出るかなと思います」と話していました。 店舗を運営するミールケアの田子美津子常務は「ここに戻ってくるのがいいのか、風評被害がないだろうかと、社員みんなで悩んだところでもありました。 みーるマ~マを忘れないでいただいているお客さんが大勢いることを感じて、乗り越えて良かったと思う」と振り返っていました。 みーるマ~マでは今後、レストランの再開も目指したいとしています。
からの記事と詳細 ( 台風災害から2年・長野市の店舗がベーカリーの営業再開(SBC信越放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3zYqoiF
0 Comments:
Post a Comment