きょう2日(月)も体にこたえる暑さが続きます。沖縄から東海、東北など21府県に熱中症警戒アラート発表。局地的に滝のような非常に激しい雨が降るため、天気急変に注意。
熱中症 厳重警戒
きょう2日(月)も体にこたえる暑さが続きそうです。日中は日の差す所が多く、気温はグングン上がるでしょう。最高気温は、きのう1日(日)と同じくらいか高く、内陸ほど暑さが厳しくなりそうです。 特に注意が必要なのは北陸や東北の日本海側。新潟や山形などで、最高気温が35度以上の猛暑日となるでしょう。きのう1日(日)より5度ほど気温が高い所もあり、熱中症のリスクが高まります。 沖縄本島地方や熊本県、京都府、愛知県、新潟県、東北6県など21府県に熱中症警戒アラートが発表されています。日中の暑い時間帯の外出はなるべく避けて、冷房のきいた涼しい場所でお過ごし下さい。またノドが渇く前に、時間を決めて水分をとるよう心がけて下さい。
雨雲 発達しやすい状態 続く
大気の不安定な状態が続きます。きょう2日(月)午前3時の天気図では、東シナ海と南の海上に熱帯低気圧。日本海に低気圧。高気圧の張り出しが弱く、本州付近には暖かく湿った空気が流れ込むため、雨雲や雷雲が発達しやすい状態です。 けさは九州北部を中心に雨脚が強まっていて、きょう未明には、山口県宇部市で1時間に55.5ミリの非常に激しい雨、高知県四万十市中村では38.5ミリの激しい雨が降りました。気温が上がる午後は、広範囲で雨雲が発達しやすくなるでしょう。
午後 天気急変に注意
きょう2日(月)午後になると、九州や近畿から東北に発達した雨雲がかかる予想です。東北や北陸は山沿いが中心ですが、九州北部や東海、関東では広い範囲で雨が降りそうです。雷を伴って激しい雨の降る所があり、アッという間に道路が冠水するおそれもあります。九州北部では滝のような非常に激しい雨が降るため、土砂災害や川の増水などにも注意が必要です。 急に黒い雲が近づいてくる、雷の音が聞こえるなどしたら天気急変のサインです、安全な建物の中に移動するようにして下さい。
日本気象協会 本社 青山 亜紀子
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