東京都港区の東京メトロ南北線白金高輪駅で24日夜に硫酸をかけられるなどした男女2人が重軽傷を負った事件で、傷害容疑で逮捕された大学生の花森弘卓(ひろたか)容疑者(25)=静岡市葵区=が7月ごろ、重傷を負った都内に住む会社員の男性(22)の前に現れていたことが捜査関係者への取材で判明した。花森容疑者が通っていた沖縄の大学の後輩で、当時の男性の態度に不満を口にしていたといい、警視庁捜査1課は動機の解明を進める。
捜査関係者によると、花森容疑者は7月下旬ごろ、港区六本木の路上で男性と接触。男性が帰宅するために電車に乗ると、自宅最寄りの白金高輪駅までついていった。その間、男性の大学時代の態度などについて不満を繰り返した後、近くの公園で話をして別れたという。花森容疑者は男性より1年早く入学したが、2年生になって入ったサークルでは同期だった。男性は警視庁に対し「大学時代に(花森容疑者に)ため口を使ってトラブルになった」と話している。
事件前、花森容疑者が沖縄の大学を訪れ、男性について後輩に尋ねていたとの情報もあり、同課は、入念に準備を重ねた上で事件を起こした可能性もあるとみて調べている。【最上和喜、木原真希】
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