
新型コロナウイルス流行の「第4波」に入っていた熊本県内の新規感染者数は、3週連続で減少した。直近1週間はピークだった5月中旬の17%。県は最も深刻な状況を脱したとしつつも、油断によるリバウンド(再拡大)を警戒している。 第4波の兆しが見え始めた4月11日以降の新規感染者数を1週間ごとに集計すると、4月11~17日は80人。18~24日は一気に230人まで増え、5月9~15日は最多の735人に達した。 5月16日、「緊急事態宣言」に準じた「まん延防止等重点措置」が県内に適用。不要不急の外出自粛や飲食店に対する営業時間の短縮要請が始まると、減少に転じた。 5月30日~6月5日は、128人まで減少。県内の新規感染者数を政府分科会が定めた指標に照らすと、上から2番目に高い「ステージ3(感染急増)」の基準(熊本県の場合262人)を下回った。 第4波で発生したクラスター(感染者集団)32例も、28例が4日までに収束。減少している病床使用率などの指標も合わせた県内の全体的な感染状況は4日、最も深刻な「ステージ4(爆発的感染拡大)」からステージ3に引き下げられた。
ただ、第4波は感染力が強い変異株が主流になっており、県と熊本市の合同専門家会議の馬場秀夫座長(熊本大学病院長)は「2月に収束した第3波に比べ、感染者が再増加に転じる可能性が高い」と警鐘を鳴らす。(高宗亮輔)
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