
父親の考案したスーパー玄米をパンとして提案する姉妹。中畑弥子さん(左)と井上聖子さん(右)
玄米赤飯を主役にしたベーカリー「玄米赤飯°(げんまいせきぱん)井上家」(大阪・吹田市)が5月7日にオープン。最近は米粉のパンも増えているが、これまでにない新しいパンのスタイルだ。
使用されるのは玄米を手がける和歌山「かどまさや」の「スーパー玄米」で炊き上げた赤飯。吸水性に優れ、食物繊維、カルシウム、マグネシウム、鉄分などの栄養を効果的に摂取できるもので、長年に渡って全国の学校給食の推奨品として採用されている。
実はその開発者の井上資崇さんが、ベーカリー店主・中畑弥子さん、井上聖子さん姉妹の父親なんだそう。「毎日でも食べていただきたい商品なんです。朝といえば炊きたてのお米と味噌汁、パンとコーヒー。そこに、米でもありパンでもある玄米赤飯°で『第3の朝食』を目指しました」と中畑さん。
炊き上げた赤飯と小麦粉をブレンドして焼き上げるこちらのパンは、ほんのりと赤みをおび、もっちり&ふっくらとした食感が特徴。ほかにはない味わいのために、オープン以来毎日訪れる常連客もいるのだそう。
看板商品の山型食パン(1斤420円)をはじめ、チーズくりーむぱん、あんぱん、くるみパンなどの菓子パンまで含む約30種がラインアップ。焼きたては、そのまま食べてもっちり感を、翌日は軽くトーストして香ばしさを楽しめる。営業は朝8時から夜8時まで、阪急豊津駅から徒歩5分。
取材・文・写真/いなだみほ
からの記事と詳細 ( 玄米赤飯のパンとは? 大阪・北摂にかつてないベーカリー » Lmaga.jp - Lmaga.jp(京阪神エルマガジン社) )
https://ift.tt/3xhCEtF
0 Comments:
Post a Comment