自衛隊が東京と大阪で運営する新型コロナウイルスワクチン大規模接種センターが、自治体からの接種券を持つ全国の64歳以下に対象を拡大し、17日にも接種を始める方向で最終調整していることが15日、政府関係者への取材で分かった。防衛省が15日午後、大規模接種対策本部会議を開催し決定する。岸信夫防衛相は同日の閣議後記者会見で「最新の状況を注視しながら、対策本部で検討する」と述べた。
自衛隊のセンターは首都圏と関西計7都府県の65歳以上を対象として開設され、1日当たり東京会場1万人、大阪会場5千人の接種能力がある。当初は予約が順調に集まったが、今月14~27日分が大量に残った。
自衛隊会場で使用している米モデルナ製のワクチンは、18歳以上を対象としている。
28日以降は、センターで1回目を受けた高齢者の2回目接種が本格化し、新規の予約枠はほぼないという。
防衛省によると15日午前10時までに、16~27日分は、東京会場が12万件の予約枠に対し約8万7千件、大阪会場が6万件のうち約3万3千件が残っている。 (共同)
関連キーワード
からの記事と詳細 ( 自衛隊のワクチン大規模センター、17日にも年齢制限撤廃へ 接種券持つ全国の64歳以下も受け入れ<新型コロナ> - 東京新聞 )
https://ift.tt/35nbaag
日本
0 Comments:
Post a Comment