新型コロナの感染拡大が全国的にも歯止めがかかりません。今、なぜ急激に感染が広がっているのでしょうか。東京都の担当者は、夏と比べて中高年・高齢者層の増加、検査数の増加、無症状の人の増加などを理由にあげています。
東京500人超 感染警戒度を最高レベルに
まずは東京の感染者です。11月19日は、534人と初めて500人台の感染者が確認されました。11月18日に続いて、過去最多を更新しています。 18日の全国の感染者は2201人で、1日の感染者数として初めて2000人を超え、過去最多を更新しました。過去最多となったのは東京だけでなく、神奈川、埼玉、静岡など5都県にのぼります。
こうした中、東京都は11月19日、モニタリング会議を開き、感染状況の警戒度を最高レベルの「感染が拡大している」に引き上げました。そして医療提供体制は「体制強化が必要であると思われる」を維持しました。会議に出席した専門家は次のようにに話しています。 大曲先生「先週は拡大の始まりと申し上げましたが、急速な感染拡大の局面を迎えたと判断しております。特に重症化リスクの高い高齢者の新規陽性者数が増えています。高齢者への感染の機会をあらゆる場面で減らすことが必要と考えております」
主なモニタリング項目を見てみると、新規陽性者数7日間平均は、大幅に増加しています。感染経路不明者数も増加。医療提供体制の陽性率、入院患者数も増えました。
小池都知事は、都民に会食を計画するときの注意点を呼びかけました。 小池都知事「小人数での開催、あらかじめ終了時間を決めておくなど長時間にならない。こまめに換気ができる場所を設定する。人と人の距離を離して正面に座らないなど飛沫を避ける工夫をすること、高齢者、基礎疾患のある方々は会食への参加を控えていただきたい」 重症化リスクの高い人と同居する家族は、できるだけ会食は控えてほしいと呼びかけています。
夏と違う 3つの増加
第3波での感染者は、なぜ急増したのでしょうか。 東京都の担当者は、夏と比べて中高年・高齢者層の増加、検査数の増加、無症状の人の増加などを理由にあげています。
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