616億円がすぐに底を尽きて…
11月22日、政府は「GoToトラベル」の数日内での運用見直しを表明した。これにともなって、「GoToイート」事業に関しても、食事券の新規発行を一時停止することになった。
コロナの拡大により、「GoToトラベル」の一時的な運用見直しが行われるのは仕方ないと見る向きもある。ただ、「GoToイート」に関して言えば、11月14~15日に突如としてオンライン予約でのポイント付与が終了し、利用者から不満の声が上がっているのも事実だ。
このままフェードアウトする可能性もゼロではない/photo by gettyimages
アナリストは次のように言う。
「10月1日のポイント付与開始から、2ヵ月経たないうちに予約数がのべ5000万人に膨らみ、616億円あった予算も底を尽きてしまいました。このポイント付与については、当初からポイント以下の金額で飲食を済ませる『錬金術』や、くら寿司やかっぱ寿司で2回目以降実質タダで食べ続けられる『無限くら寿司』など、さまざまな抜け穴が指摘され、不公平感があるという指摘も多かった。
しかも、政府の発表によれば、付与されたポイントの9割以上が未使用だそうです。オンライン予約による飲食店利用が増えたのは確かですが、来年3月まで使用されず失効になるポイントも相当額になることでしょう」
予算が尽きるタイミングは、ある程度予測できたはずだ。にもかかわらず突然の終了となったわけで、飲食業界および「GoToイート」関連事業者からは戸惑いを隠せない。
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