気象庁によりますと、北海道の西の海上を北寄りに進んでいる台風7号に向かって湿った空気が流れ込んでいるため西日本から東日本の太平洋側を中心に雨雲が発達しています。
午前7時までの1時間には
▽和歌山県が日高川町に設置した雨量計で64ミリ、
▽国土交通省が岐阜県揖斐川町に設置した雨量計で57ミリの
いずれも非常に激しい雨を観測しました。
台風は17日夜までに温帯低気圧に変わる見込みですが、台風が近づいている北海道では17日は非常に強い風が吹き、海上はうねりを伴ってしける見込みです。
また、太平洋高気圧の縁を回って流れ込む湿った空気や東シナ海の低気圧などの影響で、17日は東日本や西日本、沖縄・奄美にかけての広い範囲で雷を伴った激しい雨が降り、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
18日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
▽四国で250ミリ、
▽東海と近畿、九州北部で100ミリと予想されています。
中国地方や四国、近畿、東海などはこれまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒し、落雷や突風にも十分注意するよう呼びかけています。
北海道では暴風に警戒し、高波にも十分な注意が必要です。
一方、17日も全国的に厳しい暑さが予想され、東京の都心など関東甲信越や東北などで猛暑日が見込まれています。
台風の被災地でも気温が上がると予想されているため、片づけや復旧作業などの際は熱中症に警戒し、のどが渇いていなくても定期的に水分を補給したりこまめに休憩を取ったりするなど対策をとるようにしてください。
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