２８日、道内では新たに１２００人が新型コロナウイルスに感染し、１人の死亡が確認されたことが発表されました。新規感染者数は前の週の同じ曜日に比べて１９０人あまり増え、依然として１０００人を上回る水準となっています。
感染が確認されたのは、札幌市で再陽性の８人を含む５２４人、十勝地方で１７６人、石狩地方で１５９人、胆振地方で８５人、旭川市で６８人、後志地方で３４人、函館市で３２人、空知地方で３０人、釧路地方で２３人、上川地方で１８人、オホーツク地方で１７人、渡島地方で１３人、日高地方で９人、宗谷地方で７人、小樽市で２人、留萌地方で１人、道が「その他」と発表した２人のあわせて１２００人です。
新規感染者数は前の週の同じ曜日より１９１人増え、依然として１０００人を上回る水準となっています。
道などによりますと、症状は調査中の４人を除くと、いずれも軽症か無症状だということです。
新たな感染者のうち、およそ６割にあたる７０１人は感染経路が分かっていないということです。
検査数は２３３８件でした。
また、これまでに感染が確認された人のうち、函館市が年代と性別が非公表の１人の死亡を発表しました。
これで道内の感染者は、札幌市ののべ１１万８３２８人を含むのべ２１万７５６７人、亡くなった人は１９１９人、治療を終えた人は１９万９５７４人となっています。
【クラスター情報】
道内では、札幌市と旭川市で新たなクラスターが発生しています。
これまでに感染が確認されたのは、▼札幌市の医療機関で患者４４人と職員８人のあわせて５２人、▼札幌市の障害福祉サービス事業所で利用者４人と職員１人のあわせて５人、それに▼旭川市の「旭川厚生病院」で職員９人です。
【指標でみる道内感染状況】
２７日時点の道内の感染状況について、新型コロナウイルス対策を検討するためのレベル分類の指標に基づいて見ていきます。
《全道》
全道では▼病床使用率が１６.２％、▼重症者の病床使用率は３.０％、▼人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は２００.８人、▼人口１０万人あたりの療養者数は３００.１人となっています。
《札幌市》
札幌市では▼病床使用率が１７.４％、▼重症者の病床使用率は４.４％、▼人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は２７５.８人、▼人口１０万人あたりの療養者数は３２８.０人となっています。
《札幌市を除く地域》
札幌市を除く地域では▼病床使用率が１５.６％、▼重症者の病床使用率は２.２％、▼人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は１５５.８人、▼人口１０万人あたりの療養者数は２８３.３人となっています。
《まとめ》
▼人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数、▼人口１０万人あたりの療養者数は、▽全道、▽札幌市、▽札幌市を除く地域ともにレベル「２」の指標を超えています。
▼人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は、前の週と比べて▽全道で０.９７倍、▽札幌市を除く地域で０.９１倍と１倍を下回った一方、▽札幌市では１.０４倍と３日続けて１倍を上回りました。
このほか、▼感染経路が分からない人の割合は、全道、札幌市、札幌市を除く地域のいずれも前の週を上回り、▼ＰＣＲ検査の陽性率は札幌市で前の週を上回りました。
からの記事と詳細 ( 新型コロナ 北海道内で１２００人感染確認 １人死亡｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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