任期満了に伴う石川県知事選は13日投開票され、元文部科学相の馳浩氏(60)=維新推薦=が前金沢市長の山野之義氏(59)や前参院議員の山田修路氏(67)らを破り初当選した。同県の新知事誕生は28年ぶり。投票率は61.82%で、2018年の前回(39.07%)を大幅に上回った。
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知事選には新日本婦人の会県本部会長の飯森博子氏(62)=共産推薦=と元会社員の岡野晴夫氏(71)を含む無所属新人の5人が立候補した。連続で7期務めた現職の谷本正憲氏(76)は不出馬で、自民系の山野氏と山田氏、馳氏の3人が争う保守分裂選挙となった。
馳氏は小中学校に1人1台の端末を配布する「GIGAスクール構想」の推進や、衆院議員時代の議員立法の実績を訴え、支持を固めた。過疎の進む能登・加賀地域をデジタルを活用して振興することも訴えた。
◇石川県知事選結果
当196432 馳 浩 無新
188450 山野 之義 無新
172381 山田 修路 無新
15331 飯森 博子 無新
3011 岡野 晴夫 無新
はせ・ひろし=1984年(昭59年)専修大文卒。高校教師やプロレスラーを経て、95年から参院議員。衆院議員、文科相。富山県出身。60歳。
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