東京都立川市のホテルで男女が刺されて死傷した事件で、少年(19)=東京都あきる野市=が2日に殺人未遂容疑で逮捕された際、現金21万円を所持していたことが捜査関係者への取材で判明した。また、事件直後とは異なる服装だったが「逃走中に新しい服を買った」とも供述している。警視庁立川署捜査本部は逃走資金の可能性があるとみて調べる。
少年は2日午前11時半ごろ、あきる野市内をスクーターで移動しているところを捜査員に発見され、羽村市内で下車したところ、職務質問を受けた。捜査関係者によると、現金21万円が入った財布や本人名義の通帳、カード類などを持っていた。一方、近くの木にはロープが掛けられ、周辺に血のついたティッシュが落ちていた。少年はロープを掛けたことを認め「死ぬつもりだったが死にきれなかった」と説明しているという。
少年は「インターネットで人を殺す動画を見て刺激を受け、無理心中しようと思い、その場面を撮影しようとして(女性と)けんかになった」と供述するなど当初は調べに応じていたが、その後、黙秘に転じたという。
事件は1日午後3時45分ごろ、立川市曙町2のホテルで発生。女性(31)が胸などを約70カ所刺されて死亡した。男性(25)も腹を刺されて一時意識不明となったが、快方に向かっている。【最上和喜、鈴木拓也、木原真希】
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