2020年12月12日11時19分
製薬会社「小林化工」(福井県あわら市)の「爪水虫(つめみずむし)」などの治療薬に睡眠導入剤成分が混入していた問題で、同社は11日、服用した患者1人が10日に死亡したと発表した。
問題の治療薬はイトラコナゾール錠50「MEEK」の一部。同社は「患者さまがお亡くなりになったことを極めて重く受け止め、心より深くおわび申し上げます」とのコメントを出し、死亡との因果関係について詳しく調べるとしている。
県などによると、問題の治療薬を処方されたのは31都道府県の364人。最も多いのは大阪府の58人で、次いで徳島県57人、岐阜県49人、東京都35人など。
服用後に意識を失ったり、ふらついたりするなどの健康被害が11日時点で133件寄せられているといい、うち16件は交通事故と関係していたという。
薬は、厚生労働省の承認を得ていない工程で製造されており、原料を継ぎ足す際に、睡眠導入剤成分を誤って入れたとみられる。県は9日に同社を立ち入り調査。医薬品医療機器法違反に当たる可能性もあるとみて調べている。
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