兵庫県尼崎市は22日、市外在住者も含め、10歳未満の未就学児から80代の男女24人が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも軽症か無症状という。市内の私立保育施設では職員2人、児童2人の陽性が分かり、クラスター(感染者集団)が発生したとして当面の間休園に。50代の男性市議も感染した。
市によると、私立保育施設では20日に職員1人が陽性と判明したため、接触のあった職員と児童へのPCR検査の結果、10歳未満の男児と女児、20代の女性職員2人-の計4人の感染が分かった。市議は会派「市民グリーンクラブ」の所属で、同じ会派の市議1人が濃厚接触者となった。23日の市議会定例会などは予定通り開かれるという。
また、既にクラスターが発生している尼崎医療生協病院でも、新たに70代と80代の男女の入院患者3人が21日に陽性と判明。同日現在で、職員と患者の感染者数は計62人となった。
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