大阪維新の会の新体制が21日発足した。「ニューリーダー」と期待される吉村洋文新代表(大阪府知事)(45)は、大阪都構想の再否決から党を立て直すため、代表選の実施を松井一郎前代表(大阪市長)(56)に直訴。執行部の顔ぶれも刷新し、「世代交代」をアピールした。ただ周囲からは「孤独」「頑固」との評価も聞かれ、不安を抱えた船出と言えそうだ。
「負けた責任もあるが背負う責任もある。いろんな迷いがありながら、ここに立っている」。大阪市内でこの日開かれた維新の全体会議。吉村氏は代表選の立会演説で、現在の心境をこう吐露した。
松井氏とともに2度目の住民投票を牽引(けんいん)したが、結果は否決。今月1日、松井氏から事実上の後継指名を受けた後も、周囲に「自分は負けたツートップの1人。総括が必要だ」と語っていた。
党の創設者ではない自分がトップに立つなら、組織のけじめをつけることが不可欠-。そう考えた吉村氏は住民投票の3日後に松井氏と直接会い、代表選の必要性を訴えた。
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