自民党の広瀬めぐみ参院議員（岩手選挙区）は５日、盛岡市の事務所前で報道陣の取材に応じ、週刊誌で報じられた自身の不倫疑惑を事実と認め、同日付で岩手県連副会長を辞任したことを明らかにした。議員辞職や離党は否定した。
広瀬議員は「支援者や国民の皆様からの信頼を損ない、ご迷惑をおかけしてしまったことについて、おわびの言葉もない」と謝罪した上で、「仕事に精進する姿を皆様にお見せすることで少しでも信頼を取り戻せるよう、誠心誠意努めていく」と議員活動を続ける意向を示した。
県連は同日、広瀬議員に県連副会長の辞任を勧告し、県連の活動への参加を当面禁止したと発表した。臼沢勉幹事長は「信用失墜行為があったことを重く受け止め、我々が今できる最大の処分をした」と話した。
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