10日投開票の参院選について、朝日新聞社は4、5日、全国の有権者を対象に電話とインターネットによる情勢調査を実施した。取材による情報も加え、終盤情勢を分析したところ、自民、公明の与党は引き続き堅調で、改選過半数(63議席)を確保し、70議席台に乗る勢い。非改選70議席を含めて定数の過半数(125議席)を上回りそうだ。立憲民主は焦点の1人区で先行を許す選挙区が増え、改選23議席を下回る見通し。維新は改選6議席倍増の勢いを維持し、比例区では立憲を上回る可能性も出てきた。
【電話調査の方法】 コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で、4、5の両日に全国の有権者を対象に調査した。固定は有権者がいると判明した9207世帯から5244人(回答率57%)、携帯は有権者につながった1万1340件のうち5147人(同45%)、計1万391人の有効回答を得た。
【インターネット調査の方法】 4、5の両日、インターネット調査会社4社に委託して実施した。各社の登録モニターのうち、全国47都道府県の有権者を対象に調査した。全国で計8万576件の有効回答を得た。
調査時点で投票態度を明らかにしていない人が選挙区、比例区とも4割前後おり、情勢は変わりうる。
与党に、国会での改憲論議に積極的な維新や国民民主を合わせると80議席を上回り、非改選84議席を含めると改憲の国会発議に必要な3分の2(166議席)を超える可能性が強まっている。
各選挙区の終盤情勢の詳報は、8日朝にお伝えする予定。
自民、比例区ではやや失速気味 立憲は改選7議席に届く可能性も
自民は、32ある1人区のう…
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