
〈レストランで社会貢献〉
2030年までの国際目標「SDGs」(=Sustainable Development Goals〈持続可能な開発目標〉の略)など、よりよい世界を目指す取り組みに関心が高まっている昨今。何をすればいいのかわからない……という人は、まずお店選びから意識してみては? この連載では「食」を通じて社会貢献など、みんなが笑顔になれる取り組みをしているお店をご紹介。
SNSではすでに全国区の人気! 福岡発のオーガニックスイーツ店
花びらをかたどったチョコ「ペタル」など、目をひく華やかなルックスと豊かな味わいのスイーツを、こだわりの自然素材で作り上げる福岡の洋菓子店「shodai bio nature(ショウダイ ビオ ナチュール)」。この春伊勢丹新宿店にオープンし、関東の人にもより身近になったタイミングで、改めてお菓子作りの根底にある食への思いや取り組みについて深掘りしていきたい。
人々の健康と地球の未来を守るための“フードフィロソフィー”宣言
貧困や健康、環境など、全部で17の目標が掲げられている「SDGs」。最近になって広く知られるようになったが、実はその内容のほとんどに通じる「フードフィロソフィー(調理哲学)」宣言を、「shodai bio nature」では、SDGsの採択よりも前の2012年に掲げている。具体的な内容は以下の通り。
ーー“オーガニック素材や自然由来素材を中心とした食文化の創造と継承を、生産者と共に目指します。すべての人が自然の摂理を感じ、心身ともに健康で幸福であることを願います。” その実現のため「オーガニック及び自然素材の使用推進」「フェアトレード、国際基準に基づいたカカオ豆とコーヒー豆の取引の推奨」「遺伝子組換え素材、人工香料、保存料、化学素材、トランス脂肪酸の不使用と完全廃止への挑戦」などに取り組んでいる。
未来のために、今意識すべき“食の選択”
日本ではまだ一般的とは言えないこれらの取り組みを、いち早く実践してきたのは「食を扱う上での責任」だとオーナーパティシエの小代さん。 「私たちの仕事は、人の体に入れるものを扱っているわけですから、極端に言えば命をお預かりしているようなもの。お客様の健康を最優先に考えるのは当然のことです」
からの記事と詳細 ( 味もルックスもパーフェクト! 華やかなオーガニックスイーツが勢ぞろい(食べログマガジン) - Yahoo!ニュース )
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