横浜市長選の開票から一夜明けた23日午前、菅首相は自らが全面支援した前国家公安委員長の小此木八郎氏が野党系候補に惨敗したことについて、「大変残念な結果だった。市民が、市政が抱えるコロナ問題とか様々な課題について判断されたわけだから、謙虚に受け止めたい」と述べた。
首相官邸で記者団に語った。お膝元で手痛い敗北を喫した首相の求心力が低下するのは確実とみられる。9月30日に自民党総裁、10月21日に衆院議員の任期満了を控え、「選挙の顔」として不安視する声が拡大しており、党内の動きが活発化しそうだ。
首相は党総裁選について、「時期が来れば出馬させていただくのは当然だと話してきた。その考え方に変わりはない」と明言し、改めて出馬する意向を示した。
市長選は、立憲民主党が推薦した元横浜市立大教授の山中竹春氏が、小此木氏に18万票の大差をつけて初当選した。市内全18区のうち、小此木氏の得票が山中氏を上回ったのは鶴見区のみ。首相の地元である衆院神奈川2区を構成する西区、南区、港南区の三つの区を含む17の区では、いずれも山中氏を下回った。
自民の森山裕国会対策委員長は23日午前、国会内で記者団に対し、「地方自治における選挙の結果が国政に反映することはないと思う」と述べ、政権運営への影響を否定した。立民の安住淳国対委員長は記者団に「野党が結束すれば、地滑り的勝利を起こすと立証できた」と語り、野党共闘の手応えを強調した。
からの記事と詳細 ( 横浜市長選結果受け首相「大変残念な結果、謙虚に受け止める」…総裁選出馬「当然」 - 読売新聞 )
https://ift.tt/3y8OsP5
日本
0 Comments:
Post a Comment