
和歌山県は20日、新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多の90人にのぼったと発表した。19日の84人に続いて2日連続の最多更新で、病床使用率は77%。また、ワクチン接種を2回受けた後に感染した和歌山市の女性(90歳代)が死亡し、県内の死者数は計51人となった。(岡田英也)
90人は幼児~100歳代の男女で、保健所管内別では、和歌山市44人、田辺17人、岩出7人、橋本、湯浅、新宮が各4人、海南、御坊が各3人、県外4人。
このうち田辺、御坊管内の男性3人(20、30歳代)は田辺市湊のカラオケ付き飲食店「NEXT DOOR」の経営者や利用客らで、すでに発表済みの感染者と合わせて計11人のクラスター(感染集団)に認定された。
また院内感染が起きた和歌山市新生町の「了生会 古梅記念病院」では、入院患者や看護師ら18人にも感染が広がり、発表済みの4人と合わせて計22人のクラスターに認定された。さらに感染者が増える可能性があるという。
亡くなった女性はワクチン接種を2回受けていたが基礎疾患があり、19日から肺炎が悪化したという。
和歌山県では感染者を全員入院させているため、他府県の病床使用率と単純比較することはできないが、感染者数が2日連続で最多を更新したことに、県福祉保健部の野尻孝子技監は「県としては危機的な感染者数。さらに更新することもありうる重大な局面」と、不要不急の外出自粛などを訴えた。
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