菅義偉首相は10日、長崎市で9日に開かれた長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に1分遅刻したことを陳謝した。「少し前に会場に着いていたが、結果的に時間管理上の問題で遅刻してしまった。心からおわび申し上げたい」と説明した。バイデン米大統領との電話会談後、官邸で記者団の取材に応じた。政府関係者は、トイレに立ち寄ったのが理由だと明かした。
関係者によると、首相は式典の開始予定時刻だった9日午前10時45分の4分前に会場の平和公園に到着し、トイレに向かった。ただ予想以上に遠かったため、移動に時間がかかったという。会場で着席したのは式典開始が告げられた後の同46分だった。
加藤勝信官房長官は10日の記者会見で、首相秘書官が注意を受けたと説明。「政府として時間の管理は大変大事だ。真摯(しんし)に受け止め、二度と起こらないようにしっかりと対応していきたい」と語った。
首相は6日の広島の原爆死没者慰霊式・平和祈念式で「わが国は核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国」などあいさつの一部を読み飛ばし、後に陳謝している。(共同)
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