Friday, December 18, 2020

関越道、再開へ除雪続く…45時間立往生の運転手「もっと早く通行止めしてくれれば」 - 読売新聞

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 大雪の影響で16日に発生した新潟県の関越道の立ち往生は、18日午後10時15分に解消した。19日午前11時現在、月夜野インターチェンジ(IC)(群馬県みなかみ町)―小出IC(新潟県魚沼市)間(約73キロ)は上下線とも通行止めとなっており、再開に向けて除雪作業が行われている。

 同県南魚沼市の塩沢石打ICでは通行再開に向け、東日本高速道路の職員4人が料金所やETC(自動料金収受システム)ゲートの雪をスコップなどで取り除いた。男性職員は「急ピッチで作業をしてほしいと指示が出ている」と話し、夜間に積もった雪を道路脇に積み上げていた。通行止めを知らずにETCゲート手前まで進入し、引き返す乗用車も見られた。

 立ち往生から解放されたドライバーらは疲れをにじませていた。

 16日午後8時頃から18日午後5時頃まで約45時間動けなかったという新潟市の運送業の男性(62)は「自衛隊からクッキーをもらえてありがたかったが、トイレが気になり満足に食べられなかった。もっと早く通行止めをしてくれれば、待機したり、別ルートに向かったりしていた」と話した。

 東日本高速道路の小畠徹社長は18日に開いた記者会見で、「お客さまを長時間滞留させてしまい、誠に申し訳なかった」と陳謝。同日朝の上り線の立ち往生の台数について、約70台から約1000台に修正した点について、「チェックが不十分だった」と説明。立ち往生の原因について、短時間に多くの雪が降ったことや、かなり使い込んだ冬タイヤの大型車が動けなくなったことなどを挙げ、「通行止めのタイミングの適切性については今後検証したい」と述べた。

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