政府は24日、新型コロナウイルス対策として東京など13都府県に発令中の緊急事態宣言について、北海道、宮城、岐阜、愛知、三重、滋賀、岡山、広島の8道県を追加する方針を固めた。「まん延防止等重点措置」は高知、佐賀、長崎、宮崎の4県を追加する。期間はいずれも27日から9月12日までとする。
菅首相は24日、首相官邸で田村厚生労働相ら関係閣僚と協議後、25日の基本的対処方針分科会に政府の追加案を諮ることを記者団に明らかにした。分科会が了承すれば、その日のうちに政府対策本部で正式決定する。
政府案通りなら、宣言の対象地域は計21都道府県、重点措置は計12県となる。新たに加わる地域は、大規模商業施設に人数制限を要請するなどの新型コロナ対策に取り組む。
政府は17日、京都など7府県の宣言と、宮城など10県への重点措置の追加を決めた。宮城、岐阜、三重、岡山、広島の5県は20日から重点措置の適用が始まったばかりで、わずか1週間後に宣言に切り替わることになる。すでに重点措置を適用中の地域が多いことなどを踏まえ、宣言と重点措置の期限は9月12日のままで据え置く。
これに関連し、首相は宣言発令中の衆院解散について「法律上はできる」としたうえで、「新型コロナ対策最優先と今まで表明してきた」と記者団に述べた。宣言が続いている間は慎重に判断する考えを示したものだ。
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