20日未明、大阪・豊中市の住宅街の路上で、会社員の男性が何者かに後ろから刃物で刺された事件で、男性の傷の深さは十数センチに達していたことがわかりました。
警察は殺人未遂事件として捜査するとともに、近くに住む人に不要な外出を控えるよう呼びかけています。
20日午前1時ごろ、大阪・豊中市岡町南の住宅街の路上で、近くに住む会社員の50歳の男性が帰宅するため歩いていたところ、突然、何者かに後ろから刃物で腰を刺されました。
男性はみずから通報し、刃物が刺さった状態で病院に搬送されましたが、警察によりますと、柄の部分だけを残して刃がすべて刺さっていて、傷の深さは十数センチに達していたということです。
集中治療室で手当てを受けていますが、命に別状はないということです。
男性は後ろから襲われたため、刺した人物の顔などは見ておらず、特徴などはわかっていません。
警察は殺人未遂事件として、周辺の防犯カメラの映像を調べるなどして男性を刺した人物の行方を追うとともに、近くに住む人に不要な外出を控えるよう呼びかけています。
事件を受けて、近くの小学校では午後から集団下校の措置を取りました。
現場は、阪急岡町駅から南西に300メートル余り離れた住宅街です。
【住民“驚いている”】
現場の近くに住む75歳の女性は「夜中の1時ごろに救急車のサイレンの音で目が覚めて、窓から外を見ると、警察官がたくさんいました。ふだんは静かな住宅街なので驚いています」と話していました。
【小学校は集団下校】
事件を受けて、現場からおよそ500メートルの距離にある豊中市立原田小学校では全校児童およそ580人が集団で下校しました。
20日はもともと午前中で授業が終わる予定で、午後1時半ごろ、児童たちは一旦、運動場に集まりました。
子どもたちは教員が付き添って住んでいる地域ごとにグループでまとまって下校していきました。
中には、学校から集団下校の知らせを受けて、子どもを迎えに来る保護者の姿もありました。
2人の子どもが小学校に通う30代の母親は「家の近くで事件が起きたと知って怖いです。子どもたちはふだん夕方に帰りますが、暗くなると危険なので仕事の都合をつけて迎えにきました」と話していました。
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